フリーランスが地方に移るメリットはある?

IT業界は、フリーランスとして活躍する人が多いことで知られています。エンジニアやプログラマーなど、企業に所属しなくても働ける職種が多いからです。フリーランスを求める企業は、都市部にしかないと思うかもしれませんが、地方で活躍するフリーランスは珍しくありません。都市部に潜在的な顧客が多いのは確かですが、近年ではインターネットを経由して仕事を行うことが可能なのです。
地方で活躍しているフリーランスの中には、遠方にいる顧客との打ち合わせから納品まで、すべてインターネット経由で済ませている人もいます。地元で顧客を探すことももちろんできるので、インターネット環境さえ整っていれば、顧客との物理的な距離は問わないといっても過言ではないでしょう。
そんな中、地方で活躍するにあたり、都市部よりも有利な点があります。それは、生活コストを抑えられる傾向にあることです。地域によっては、住宅や仕事場の確保に必要な経費が都市部よりも格安な場合があります。安いだけではなく、都市部よりも広い部屋を確保できるかもしれません。水道代や住民税も地域により設定が異なるので、引っ越し先を検討するときはよく調べるといいでしょう。
逆に注意したいのは、インターネット環境です。ある程度の高速回線を契約しなければ、仕事に支障をきたす恐れがあります。地域によっては契約できる回線の種類に限りがあるので、地方でフリーランス活動をしたいなら、真っ先に確認しておきたいポイントです。